会社を退職したいと思っているものの、なかなか踏み出せない人も多いでしょう。その中で大きな問題は、お金の心配ではないでしょうか。
退職を会社に伝える前に、やっておくことはないかな?
退職を伝える前に事前に準備しておくことで、退職後の生活が安心できるようになります。ここでは、会社を辞める前にやっておくべきお金のことを5つのステップで解説します。
家計簿をつける
退職後の生活を安心させるためには、家計簿をつけることをおすすめします。退職後は収入が減るので、支出の管理が大切になってくるためです。
家計簿をつけることで、自分がどのくらいの収支があるかを把握できるので、無駄な支出をみつけて節約することもできます。
退職後の生活に必要なお金もわかるので、生活費の見通しを立てることもできます。
おすすめ家計簿アプリ
家計簿って正直めんどくさいんだよね。
家計簿のつけるには、スマホアプリがおすすめ。口座と連携できるものや、レシートを撮影するだけでカテゴリーに仕分けしてくれるものもあります。
- マネーフォワードME
- Zaim
- Dr.Wallet
ちなみに、私は「マネフォワードME」を使っています。クレジットカードや銀行、証券口座も連携できて楽に家計管理ができますよ。
生活防衛資金を貯める
退職後の生活を安心しておくるためには、生活防衛資金を貯めることが重要です。生活防衛資金とは、退職後の生活費や急な出費など、万が一のために貯めておくお金のことです。
生活費の3ヶ月〜1年分を目安に貯める
生活防衛資金は、最低でも生活費の3ヶ月を貯めておくのがおすすめです。退職後の失業保険の支給は約3ヶ月後になるので、それまでの生活資金が必要になるためです。
しかし、家族構成によって貯めておいた方がいい金額が違うので注意しましょう。目安は次のとおりです。
- 独身で一人暮らし・・・3ヶ月〜6ヶ月分
- 夫婦二人暮らし・・・3ヶ月〜6ヶ月分
- 子供のいる家庭・・・6ヶ月〜1年分
子供のいる家庭は、子供の教育資金や急な出費に備える必要があるため、多めに貯めておく方がよいでしょう。
どうやって貯めたらいいか
まずは、給料が入ったら先に一定額の貯金をすることです。残りの金額を生活費にすることで、計画的に貯めることができますよ。
生活費が多くかかり貯金に回すお金のない人は、固定費を下げることを検討しましょう。生活費の多くを占める家賃や保険、携帯料金などの固定費を見直すことで、効率よく貯金に回すことが可能です。
副業することもおすすめです。副業で得た収入をそのまま貯めることができます。
税金や社会保険料の準備
会社を辞める前には、税金や社会保険料の準備も必要です。退職すると、収入が減るため税金の控除額も変わり、社会保険料の払い込みも自分で行う必要があります。
- 住民税
- 国民健康保険料
- 国民年金保険料
税金や社会保険料には、特定の人に対して免除や減免制度があります。私の住んでいる地域では、会社都合退職のみの減免制度でした。地域によっては自己都合退職でも、減免制度を利用することができる場合があるので、事前に確認しましょう。
退職後に何をするのか決めておく
退職後に何をするのか決めておくことも、会社を辞める前にやっておくべきことの一つです。退職後の生活計画が明確であれば、お金の使い方や節約方針も決めやすくなります。
- 転職
- 起業
- 趣味
何をするかを決めたあとは、そのための費用やスキルアップにかかる費用も計算しておくと良いでしょう。
副業を始める
副業を始めることで、退職後の収入源として活用できるだけでなく、今のうちにスキルアップを図ることもできます。
まずは、自分に向いている副業を見つけることが大切です。自分が得意なことや興味のあること、経験があることなどを考えて、副業の候補をリストアップしてみましょう。
インターネット上でできる、取り組みやすい副業をあげてみました。
- Webライター
- ブログ
- Webデザイン
私は、Webライターを副業から始めて現在は専業でWebライター活動を行なっています。初期費用もかからず始めやすいのでおすすめですよ。
まとめ
会社を辞める前にやっておくことを5つのステップで解説しました。
- 家計簿をつける
- 生活防衛資金を貯める
- 税金や社会保険料の準備
- 退職後に何をするのか決めておく
- 副業を始める
まだ、できていないステップがあったら、退職を伝える前にやってみてくださいね。
コメント